こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。
5月ですが、本日の予想最高気温30度だそうです。
そろそろ夕方以降に外でお酒を飲みたくなる時期ですね^^
さて先日、国立新美術館に「MIYAKE ISSEI展」を見に行ってきました。
美術館にしてはめずらしく月曜日に開館している美術館です。(多くの美術館や博物館は月曜が休館日)
この美術館は外光がとても気持ちよく入ってきます。
天井も高くて解放感もあり、ちょっとお茶するにもオススメです^^
今回のこの「MIYAKE ISSEI展」はデザイナー三宅一生氏の仕事を、年代やコンセプト別に見せている展示になっていまして、なんといっても目玉は、あの有名な「プリーツ」を作り出す機械の展示!そしてその実演です!
普通、プリーツをかけるときによくやる方法としては、生地を特殊な紙で両面はさんで折り込んでいき、折り込んだまま機械で熱をかけてプリーツ加工する、というやり方があります。
しかし、ISSEY MIYAKEのプリーツは平らな状態で生地を機械に送り込み、機械が特殊な弁??のようなもので生地を送りつつ折り込んで熱をかけていくような方法なのです。
文字で書くと「ふーん」といった感じですが、この様子を実際に目で見て、とても感動してしまいました。
一枚のなんてことない生地が、あの見慣れたISSEYのプリーツになって機械から出てくるなんて。
そんなプリーツ機をはじめ、様々なテクニックや素材を駆使したコレクションは、とてもインパクトがあるのに、いつの間にかその時代のスタンダートになってしまうのがすごいところ。
着心地の良さと、着用したときのカッコよさ、しかもいろんな体型の人が着てもちゃんとカッコよく決まるところがその大きな理由なのではないかと私は思います。
新しい素材、それも化学繊維を使用した最先端の素材、そしてそれを織る機械。動く什器、透明なお店。
三宅一生氏のコレクションは様々な人や企業を巻き込んで、大きく広がっているようなイメージがあります。
それをとても楽しそうに、ずっと続けている、そんなことが感じられたとてもいい展示でした。
あと、コーネリアスがこの展示のための曲を書き下ろしているのですが、それがとても良くて泣けるのです。(ここで聴けます※音が出るので注意してください→http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/MIYAKE_ISSEY/)
めちゃめちゃ巨大です。
6月にも生地の業者さんと連携してコルクファブリックのバッグの新作を展示などしたり。。。
↑は新作の1/2トワル。
人台を使ってますがバッグのトワルです。
パターン作製楽しいですよね。。。。