2015年2月26日木曜日

東京近代美術館

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。


先日、東京マラソンの応援の後に東京国立美術館に行ってきました。
私が子供の頃、よく家族で車で出かけていたのですが、その時に首都高から見えていたのがこの美術館です。これまで一度も行ったことがなかったのが不思議な気がします。

近代美術館という名前だけあって、シンプルに見えて中は複雑な作りになっているこの建物。

どーん!正面玄関前のこのオブジェ!
マーク・クイン作のケイト・モスのヨガのポーズ……
やばい美術館の雰囲気がひしひしと伝わって来まーす^^


今回、企画展として展示されていたのは「高松次郎ミステリーズ」
高松次郎は1960年代から1990年代まで活躍した現代美術家です。
「この七つの文字」が有名な作品……かな。
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これは、ただ『この七つの文字』という文字が刷られているだけの、
一見変りばえのしない作品なのだが、よく見ていると迷路への深い通底口を
もっていることがわかるのだ。つまり、この七つの文字というのは、文字通り、
七つの文字から成っている。
そして、それ以外の事物の代替として存在しているのではないのである。
(中略) 高松次郎の、この版画の場合、文字はそれ自体で一つの宇宙として
完成しており、事物の介在する余地は全くないというところが面白いのである。
(寺山修司『さかさま博物誌青蛾館』より)
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↑は、こちらのサイトからの引用です。

うん!難しい!!概念的!!
でも、今回の展示は、この高松次郎の概念的な世界観を、体感したりいろんな見方をして理解できるような試みがなされてました。

↑こんな風に、高松次郎風のサングラスをかけて展示作品と一緒に写真を撮れるコーナーもあったり……。

作家の心の中を探りながら観賞する、そんな感じが私にとっては久しぶりで新鮮でした。




もちろん、国立近代美術館というだけあって、所蔵作品展も素晴らしかったです!
近代美術の重要文化財が、かなり贅沢に間近に見られるのです。
明治〜大正〜昭和、と、近代美術に目覚めて行く日本の美術界の様子がよく分かります。

個人的に、コンセプチュアルアート(概念芸術)の第一人者と言われている河原温の作品に度肝を抜かれました。
彼の作品はぜひこの美術館に足を運んで見てほしいです!!

また、岸田劉生や藤田嗣治など、素晴らしい芸術作品が本当に贅沢に間近で見られます。

そして併設されているレストランもね^^
三國シェフの「ラー・エ・ミクニ」。ちょっとお高めだけどおいしいフレンチがいただけます。
ガラス張りの開放的で素敵なお店です。

そして最後に。

美術館の入り口にこのように書いてありまして……。
石橋正二郎氏のことを調べてみましたら、氏はブリヂストンの創始者であり、ブリヂストン美術館の創設者の方なんですね。
こうやって文化芸術の発展に貢献した実業家の方がいたことに深く感動しました。

うん。うん。

素晴らしい一日だった。

2015年2月24日火曜日

【あがってきた!】ピギー生地サンプル【かわいい!】

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です!

やった〜〜〜!

かわいい〜〜〜^^
やっぱりカラフルはかわいいですね。
ここから各色サンプルを作って、カラーを絞っていく予定ですが、全色作りたい勢い……
(ネックレスのサンプルは、以前いただいたレッドのサンプル生地で作りました^^)



今回も墨田キールさんにお邪魔してきました。

↑キタキカクで発注した生地の最後の仕上げをしている墨田キールの社長です!

若手のデザイナーや小さなブランドを熱意を持って応援してくださっている社長です。
今回も私のワガママで何色もカラーサンプルをお願いさせてもらいました。


今日は早速、この生地を使っていろいろ作ってみますよ〜〜^^
絶対素敵なものになる予感!!楽しみ!!

2015年2月23日月曜日

大興奮!東京マラソン

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

昨日は東京マラソンでしたね!
私はマラソンとはほど遠い生活をしているのですが^^;  連日の東京マラソン関係の報道などを見て、気持ちだけは盛り上がっておりました。
大規模は交通規制などもあり、知らぬ間に東京都民の生活に浸食している東京マラソン……
その魅力って一体何ぞや…………?


ってなわけで観に行ってみましたー!!
うわー!人いっぱい!!↑ここは竹橋(皇居のとこ)付近です。
東京マラソンは初めて観に行きましたが、
あのですね………
思っていた以上におもしろいですよ!!観に行ったことない人は次回は観に行ったほうがいいです!!ぜひ!!

まず、ものすごく大勢の人が車道を走っているという非日常感。35,000人ですからね!圧倒されます。

そして東京マラソン名物のコスプレランナーの多さ!!
インターネットなどで話題に上がっているコスプレランナーですが、本当に多い!
定番の白鳥、バニー、AKB、バイキンマン、ピカチュウ……などなど、沿道で見ているだけで飽きません。

沿道にはランナー達を応援する見物の人が大勢いるのですが、特定の人だけを応援するのではなく、いろんな方に「がんばれー」って声をかけてるんですよね。
ボランティアスタッフの人もずっと声を出してランナーを応援しているんです(/_;)
その熱さに思わず感動。

もちろん、知り合いの応援に駆けつけている方達もいるのですが、かなりご高齢なランナーを応援する為に集まった同年代グループの方達とか、「あ、いたー!」「がんばれー!」ってすごく応援していて、またランナーの方もその応援に気付いて沿道まで来て仲間と抱き合ったり。とにかく熱い!!いろんなドラマがある!!

あと、話題のランニングポリスも見ました^^
さすが、元駅伝ランナーなど、スポーツマンの警官の方が走っているとあってかっこ良かったです(*^_^*)


いやー……
何で人が走っている姿って感動するんでしょうね。
マラソンしかり、駅伝しかり。ただ走ってるだけで、あまり風景変わらないのに……って思うじゃないですか。
違うんですよね。胸を打つんですよね。

テレビ画面を見ているだけでもおもしろいんですから、生で応援するのはもっとおもしろいですよ!


ランナーたちが通り過ぎた後は竹橋にある東京国立近代美術館にも行きました。

こちらも楽しかったな。
このお話はまた後日……。

では(^o^)/

2015年2月20日金曜日

越前屋さんとrooms

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

昨日はちょっと前から気になっていた、京橋の越前屋さんに行ってきました!
越前屋さんは1865年から創業の、刺しゅう材料専門の手芸用品店です。
創業1865年て!えーと……今年で150年目!?
場所はブリヂストン美術館の目の前、東京駅近くの超都心!
お目当てはタッセルに使うシルク糸です。

越前屋さんの入り口。玄人っぽい雰囲気漂ってます^^
一階と二階が売り場になっているのですが、お目当ての糸コーナーは二階。
うれしくなるくらい、たくさんの種類の刺繍糸が店頭に並んでいます。
一面きれ〜にグラデーションで並んでいる糸売り場は圧巻です^^


↑今回の戦利品!赤い糸のバリエーション。
やや太番手の絹糸です。上品な光沢が美しい国産の絹糸。
サンプルを作るのが楽しみです((o(^^)o))


そしてこちらも行ってきました!

どーん!
代々木第一体育館!
roomsというアパレルデザイン関連の大型合同展示会です。

入り口には超特大提灯。すごくモダンでかっこいい^^

この展示会は、国内の良質なクリエイションを日本と世界へ向けて発信している感度の高い展示会です。
若いデザイナーや小さいブランド、そして全国各地の地場産業などを意欲的にプッシュしており、とてもパワーを感じました。
一般の方は入場できない展示会なのですが、このような場所からきっと、各地のお店へ、そしてお客様へ広がっていくんですね^^

ワクワクを感じる場所に行くのは、自分も刺激されて本当に楽しい!
キタキカクの商品もこのように広がっていけるといいなと思っています^^

2015年2月17日火曜日

ESPRIT DIOR 〜エスプリディオール〜


こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

エスプリ ディオール 〜ディオールの世界展〜
この展示は昨年10月から今年の1月まで、銀座で行われていたものです。
会期はもう終わってしまっているのですが、展示されていた作品が素晴らしく、また、撮影もOKの展示でしたのでいくつか写真を載せていきたいと思います^^

↑入り口の様子。なんと入場無料。


イラストレーションも多く展示されていました。
今回の展示のもう一つのテーマとして、「ディオールと日本」とあったので、ジャポニズムを感じさせる作品も数多くありました。

↑まさに日の丸。


↑シンプルな色づかいにセンスを感じますね。


↑今回のイラストレーションの展示の中で一番好きなもの。ストーリーを想像させます^^


そして、イラストレーションやドレスの他に、フレグランスやコスメに関する作品も豊富にありました。
ディオールの世界観がギュッと詰まった素晴らしいプレゼンテーションです。

↑やはりリボンは必須!


↑ディオールの香水の代名詞「Miss Dior」と記されていますね。こんな素敵なボックスに入っているなんて!!


↑ライトグレーとコーラルの絶妙な色合わせ。


↑ピンクは無条件にテンション上がります^^


↑スウェード調のベッドのようなボックス


↑Miss Diorのシンボルでもあるリボンに繊細な刺しゅうが施されています。このリボンの結び方は、ムッシュディオール自ら考案したんですって^^


↑千鳥格子!!たまらなくかわいい!!ブラック&ホワイトはいつの時代もクリエーターの心を掴んで離さないのです。ゴールドの印字もたまらないですね!!


大興奮のままドレスの写真と一緒に写ってみました^^


素晴らしいデザインと、それを支える確かな職人の技に強く心を打たれました。
こうやって、ハイクラスのブランドを間近に見る事ができると、いつかこの世界に自分も……と、夢を持つことができる気がします。


振り返ってみると、本当にいい展示でした。もう終わってしまったけど、もう一回行っておけばよかったな〜〜(>_<)

2015年2月13日金曜日

Made in Tokyo 「ピギー」


こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

今日はサンプル用のレザーを発注するため、墨田区にある墨田キールさんにお邪魔してきました。
墨田キールさんとの出会いは、昨年の11月に行われたジャパンクリエーション(生地や加工の展示会)。
墨田キールさんが出品されていたレザーに私が一目惚れをしたのがきっかけです^^


しかも!今日は社長のご好意で工場を見学させていただいたんです!
いろいろな種類の生地や加工を見せていただき、楽しかった〜〜^^
↑こちらはレザーに型押しする機械。
熱と圧力で模様を型押しするそうです。(写真の手は社長。社長自ら加工してます!)


↑こちらはロールプリンタ。
ここに生地を通すとこうなります!!↓
どーん。
ヘビ模様になりました^^かわいい

これ以外にもインクジェットプリンタとか、箔加工をする機械とか、レザーの加工に関するものが工場内に何でも揃っているのです。レザーを使った製品を作る工房もあり、すごく想像力を刺激される空間でした。

↑こちらはレザーのカラーサンプル帳。きれい〜^^
ここから色を選んでサンプル用の生地を発注しました。出来上がりが楽しみです。

ちなみに、今回はピギー(通称ピッグスキン・豚革)を選びました。
ピギーはなんと、国内流通の8割以上が東京で加工されているんです!
(なので東京の地場産業として、私も猛烈プッシュしております^^)
それに、豚肉を加工する際に出る副産物を使用しているので、とってもエコ!
豚肉はそのほとんど国内で生産されているため、ピギーは国内で唯一、自給自足できる革なのです!!いいことずくめ!!

そしてピギーの特性は、柔らかくて加工がしやすく、通気性に優れているところ。
手袋、財布、シューズ……。東京で加工されたピギーはクオリティが高く、名前を聞けば誰でも知ってるブランドで Made in Tokyoのピギーが使われているんですって!!
社長から聞いただけでも、有名百貨店に並ぶ多くのブランドの名前が……!


早く生地あがってこないかな〜〜^^
サンプルを作るのがとても楽しみです!


ところで、帰りの駅でびっくりしたことが。
山手線のホームに入ってきた電車がまさかの茶色!!
え!?グリーンじゃない!?
良く見たらラッピング車だったんですが、びっくりした〜〜^^;

2015年2月9日月曜日

大好き神保町

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

今回は本の街「神保町」をブラブラとしてきました。
キタキカクのアトリエからは歩いて30分ほどなので、欲しい本があるときには散歩がてらよく行きます。

神保町と言えば、みなさんご存知の「本の街」。
表通り(靖国通り)にも裏通り(すずらん通り)にもズラリと本屋さんが並んでいて、その光景は圧巻です。
20年ほど前と比べると古本屋さんは少し減ってしまった印象ですが、それでも神保町ほどの専門古書店が並ぶ街はここの他にありません^^

今回はそんな神保町の中でも、私がよく行くスポットをご紹介します!

まず外せないのは、神保町のシンボル的存在、三省堂書店。
どーん\(^o^)/
とにかく大きい!1階から6階までが本の売り場になっています。
欲しい本は大体見つかるのではないでしょうか。
特に面白いのは1階の話題本コーナーのディスプレイ。毎回気合い入っています^^
神保町に着いたらとりあえず三省堂をひとまわりしましょう。

そして三省堂の次に大きな書店「書泉グランデ」
この書店は一言で言うとマニアック!!
オフィシャルのキャッチフレースが「趣味人専用」ですからね^^
こちらも地下一階から地上六階までが本の売り場になっているのですが、そのラインナップがすごい!「鉄道」を筆頭に「ミリタリー」「精神世界」「プロレス」「アイドル」などなど……その道のマニアにとっては聖地と呼ばれる品揃えです。
未知の世界に足を踏み入れたい方にオススメ!

また、100メートルほど離れた場所に姉妹店の「書泉ブックマート」もあります。
こちら↓地下1階から地上4階までが売り場^^
ブックマートはグランデと比べると女性向きな品揃えになっています^^
こんな風に、書泉は建物ごとに「男性向け」「女性向け」と差別化しているおもしろい本屋さんです。
あと、雑誌だろうが小説だろうが、どんな本を買ってもオリジナルのしおりを付けてくれるところも特徴です^^

そして次に、一本裏に入ったすずらん通りにある「東京堂書店」
この本屋さんは数年前にリニューアルをし、1階と2階の一部にカフェスペースを設けたつくりになっています。コミック類はほとんど置かない硬派な書店です^^
リニューアル前もアカデミックな雰囲気の素敵な本屋さんでしたが、リニューアル後も落ち着いた雰囲気は残しつつ、現代的でオシャレな書店になりました。
気分良く本を探したい方にオススメ!

すずらん通りのオススメ書店のもうひとつ。「magnif」さん
皆さん、この感じ↑どこかで見た気がしませんか?
この書店の店先、よくファッション雑誌の撮影に使われているのです。
magnifさんは古書店になるのですが、特にファッション関係に強いです^^
雑誌のバックナンバーが豊富!
そんなに大きくないお店ですが、けっこう長居してしまいます。

あと、ついつい寄ってしまうのが「コミック高岡」!こちらは表通りにある黄色い建物が目印です。
せまい店内にギュウギュウに本が詰まっているコミック専門店。
ついついフラ〜っと入ってフラ〜っと何か買わせてしまう不思議な魔力のあるお店です。
店員さんからビシビシ伝わってくるのマンガ愛もすごいです^^


あとですね、神保町には書店以外にも素敵なお店があります。
こちら「文房堂」。この素敵な佇まい!
その名の通り文房具はもちろん、ありとあらゆる画材が豊富に揃っています。
額縁も有名ですね。
そう言えば神保町って額縁屋さんも多いかも……。


そして最後にこちら!

どーん!
夏目漱石の「吾輩は猫である」の記念石碑!!
これは千代田区立お茶の水小学校の前に建てられている石碑です。
靖国通りからちょっと裏に入ったところにある小学校なのですが、かの文豪、夏目漱石が通っていたという伝統ある小学校なのです。
石碑には「夏目漱石 錦華に学ぶ」とありますね。
こちらの小学校、実は20年程前に統廃合で「お茶の水小学校」という名前になりましたが、その前は「錦華小学校」という名前だったのです。

何を隠そう私の母校(*^o^*)
普通の公立の小学校ですが、でも夏目漱石が学んだ学校を卒業したというのは密かな自慢です(*^o^*)


こんなかんじの神保町。
他にも喫茶店とかカレー屋さんとか、いろいろあるのですが、それはまた次回ご紹介するとして、神保町でこれだけは言っておきたいことを最後に。

「日曜日に行かない」

日曜日はほとんどの古書店がお休みですのでお気をつけて^^
(大型書店はやってます)

2015年2月4日水曜日

印刷博物館と伝通院周辺散歩

こんにちは!
キタキカクの喜多理恵です^^

さて先日、気になる展示のチラシを見つけまして↓
行ってきました!印刷博物館
凸版印刷という会社のビル内にある博物館です。

飯田橋駅から徒歩15分ほどで見えてくる大きなビル
どどーん↓
このビルの一階に印刷博物館はあります。

入り口がとっても会社っぽいので、入っていくのに少し緊張します^^;

今回の目的は「世界のブックデザイン2013-2014」

2014年3月にドイツ ライプツィヒで開催された「世界で最も美しい本コンクール2014」の受賞作に、日本、ドイツ、スイス、オランダ、オーストリア、中国、イランにて開催された各国コンクールの受賞作を加えた約160点の展示です。

展示としては大規模なものではありませんが、入場も無料ですし、実際に本を手に取って読むことができたので大満足です^^イスまで用意されていて超親切!

いろいろな国で出版された本を見比べることができ、その感性の違いも面白く感じられますし、受賞作品も芸術書だけではなく、小説や研究書などいろいろな種類のものがあったので、見ていて飽きません。
受賞作に対するコメントも、さすが凸版印刷の博物館だな、という印刷愛にあふれたもので、読んでいて楽しかったです^^
こちらの展示の会期は2月22日までですので、お早目にどうぞ^^

この展示の他に、この博物館では常設展として印刷の歴史などをかなり力を入れて展示してあります。こちらも見ごたえありますよ^^

活版印刷の体験コーナーもあって、今回そこは時間の都合で入れなかったのですが、次回は絶対に行きたい
ちなみにこちらの常設展は大人300円の入場料がかかります。

もちろん博物館の中は撮影禁止だったのですが、ちょっとした撮影ポイントがありました。

ロッカールームです^^
これ↓ゴミ箱。めっちゃかわいい*^^*

↓ロッカーも壁面もカラフルでおしゃれ*^^*

ここは撮影オッケーですと書かれていたので、遠慮なく撮らせていただきました\(^O^)/

そんな印刷博物館は、駅から少し遠い以外は(^^;)満足度の高い施設です



そして帰りは頑張ってキタキカクのアトリエまで歩いて帰ることに……。

アトリエは同じ文京区内の春日駅近くなので、多分、徒歩30分くらいでしょうか。
安藤坂から伝通院前を通り、小石川を抜けて白山通りへ抜けるルートを通ります。

このあたり、散歩するとけっこう見どころがあって楽しいのです^^


まずはもちろん伝通院↓どーん


通りの正面の堂々たる構え。

どこもかしこも掃き清められていて、澄んだ空気がとても気持ちの良い場所です。
都会の真ん中に、まるで切り取られたように存在する不思議な空間。
徳川家康の母お大が葬られているそうです。

伝通院の隣の淑徳高校前を通ってしばらく歩くと見えてくる大木。

道の半分までせり出しています!

これはムクノキなんですって。このムクノキはには「澤蔵司」と名乗って伝通院の学寮で修行した、江戸城内の稲荷大明神の魂が宿っているとされる、とのこと。
んん~^~^
ロマンですね。

そしてそのそのムクノキに宿る「澤蔵司」さんゆかりの澤蔵司稲荷」がムクノキのすぐそばにあります。

こちら↓歴史を感じられる、大変雰囲気のある佇まいです。

↓よく見ると屋根の下にきつねのモチーフが^^
ディフォルメ具合がかわいいのです。

↓そしてお猫さま。ああ~*^~^*

めっちゃ人懐っこくって、人の姿を見るなり鳴きながら寄ってきます。
私の前にもナデナデしてる人がいて、その人が去ったと思ったら私のほうに鳴きながら寄ってきましたよ。しかも私の後にも常連さんらしき男性がやって来たので、私もそっと立ち去ったら、今度はその方のほうに寄っていくという……恐ろしき甘え上手な猫さまであります^^;

またこの猫さまに会いに伝通院に通うかもしれませぬ^^;

その時は澤蔵司稲荷ゆかりの稲荷蕎麦も食べるよ!!