キタキカクデザイナーの喜多理恵です。
台風の影響か、強い雨が降ったりやんだり。。。。蝉の声もちょっとづつ変化していますね。
夏休み終了の足音が聞こえてきたかな~と、学生時代が遠のいた私ですら切ない気持ちになってしまいます^^;
さて、先日、神保町の三省堂書店前を歩いているときに、ふと、小学校の校長先生のことを思い出しました。
私は神保町のすぐお隣の猿楽町にある小学校に通っていたのですが、当時の校長先生が大好きで、今でも朝礼のお話をよく思い出します。
生徒のことをことわざになぞらえて「山椒は小粒でもぴりりとからい」と褒めてくれたり、難しい校歌の歌詞を丁寧に解説してくださったり、言葉や文学について、とても造詣の深い先生でした。
定年退職された後も、こども向けの書籍を多数監修されていて、書店でもしばしばお名前を見かけていました。
そんな先生のお名前を、たまたま検索してみたら。。。。。
なんと!
四谷にある於岩稲荷田宮神社で禰宜(ねぎ)さんの職に就かれているとのこと!!!
於岩稲荷田宮神社!!
そう!あれです!四谷怪談で有名なお岩さんゆかりの神社じゃないですか!!
知ってる!わたしこの神社知ってる!と、ソワソワしながらも、なぜ知っているのかしばらく思い出せなかったのですが、やっと思い出しました。
これでした^^↓
諸星大二郎先生の妖怪ハンター!(^^)/ ワーワー
不思議な能力を持つ美少女美加と、妖怪ハンター稗田先生が向かった場所。
古くからある土地の力が眠っている神社として登場していました^^
稗田先生が訪れた神社………これはもう、行かなくてはと、友人を誘って訪れてみることに。
於岩稲荷田宮神社は、こじんまりとした神社ですが、境内の木々や鳥居に趣があり、敷地内に足を踏み入れるとてもと静かな気持ちになれる場所です。
厳かな雰囲気なのになつかしい感じもあり、不思議と落ち着けます。
お岩さんゆかりの神社ということで、四谷怪談を上演する前に、舞台の関係者の方がお参りに来たりするそうです。それもあってか、私もよく知っている俳優さんや女優さんの名前が境内たくさんに見かけられました。
そして、もちろん校長先生にもお会いできて、神社のお守りをいただきました。
もう87歳になられたということでしたがとてもお元気そうで、相変わらずのオーラを纏われていました。
右がお守り。左のはこの神社からのお言葉。禰宜である先生がお言葉を書かれていています。お言葉は何種類もあって、その時の自分の気持ちに沿うものを一枚いただきます。
「正気颯爽として我が道を行く」
私はこちらをいただきました。
ところで、お岩さんというと、四谷怪談のちょっと怖いイメージがあるかと思います。ですがあれはお岩さんの死後200年頃にできた、脚色されたお話だそうで、実際のお岩さんは田宮家の家計を支えた働き者だったとのこと。その働き者のお岩さんが信仰していた屋敷社が、「お岩稲荷」とも呼ばれている「於岩稲荷田宮神社」のもともとだそうです
ネットで調べるとこの神社は「縁切り」で有名だったりもしますが、それは四谷怪談が大ヒットした後の話で、元々は商売繁盛のご利益があるとのことです!
子どもの頃の自分と今の自分を結ぶような「縁」てあるのだなぁと、不思議な気持ちになったのでした。
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