こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。最近、約8年間使っていたプリンタが壊れて、ちょっと悲しい気持ちです……。
さて、前回のブログで予告していました通り、今日は国立西洋美術館の常設展のお話です^^
国立西洋美術館といえば、ロダンとモネのコレクションの多さですよね。
ロダン「考える人」、モネ「睡蓮」など、誰もが知っている作品が所蔵されています。
しかも「考える人」は庭に設置されているので、チケットなしでも見られるんですよ!
上野公園に行った際は、有名人に会いに行くつもりで「考える人」を見に国立西洋美術館に行くのもいいかもしれませんね^^
他にもたくさん、有名なロダンの彫刻が庭にありますが、こちら↓もとても印象的な作品。
ブールデル(ロダンの弟子)「弓を引くヘラクレス」
小学生の頃に来た遠足で、男の子がみんな真似をしていたという思い出^^
子供が真似をしたくなるくらい、印象的で力強いのでしょうね。
ところで、国立西洋美術館は、常設展に限り撮影可能って皆さん知ってましたか!?
(一部撮影不可のものもありますが)
日本の美術館は、撮影をしてはいけないという認識がありますが、実はそうでもないんです。
国立西洋美術館、国立近代美術館、国立現代美術館などは、世界の有名美術館と同様、常設展に限り撮影が許可されています。
(→撮影可能な美術館はこちらのサイトで紹介していますのでご参考に^^)
これはうれしいですよね^^
絵画自体は図録で見ることができても、その絵が展示されている空間や、図録から省略されてしまいがちな額縁など、絵画そのもの以外にも見所がたくさんありますしね。
そんなわけで、撮ってきた写真をざっとご紹介。
↓こちら、うわさのモネ部屋。
奥に見えるのは「睡蓮」です。
水の透明感が、やばい!
実物もすごいし、印刷されてもすごいし、私が撮った微妙なピンボケ写真でもすごい!
どんな「目」を持っていたら、こんな透明な池を、あの描き方で表現できるのでしょう。
↓そして、ルノアール
ルノアールの描く女性はみんなチャーミングです。
作品自体も素晴らしいですが、モデルの女性のファンになってしまいそうなほど、女性たちが魅力的に描かれているのがルノアールのすごいところだなぁって思います^^
↓水の透明感ではこちらも負けていません。シニャック(左)
↓彫刻部屋は中庭に面していて、外の光が入ってくるのです。
雨の中庭の、ふわっとした光が素敵^^
↓そしてピカソ!(右奥)
一番天井が高い部屋に飾られてました。
作品自体のパワーとスケール感で、この広い空間を支配しているのです。
さすがピカソ先生!
↓あと、版画の特別展もやってて、これもよかったです。
エッチング作品大好き^^
あやしい雰囲気の作品がたくさん。こちらの展示は5月31日まで。
こんなかんじで、駆け足でめぐってきましたが、この他にもたっくさんの名画揃いです。
名画、名画、&名画。
これでもかの名画攻撃に、途中グッタリしてきてしまうほど(^_^;この美術館にはたっくさんの名作が揃っています。
なんでこんなにも名作が揃っているのか……
この美術館は、松方コレクションを核とした美術館でありまして、第一次世界大戦頃から松方幸次郎が個人的に収集したものを中心に所蔵しています。
松方幸次郎は、自分の手で日本に美術館を作り、若い芸術家たちに世界の名作を見せたいとの想いで作品を収集していたそうです(/_;)
うう……泣けるます(/_;)
こういう話に弱いです。(→詳しくはこちら)
こんな国立西洋美術館、何度でも足を運びたくなりますよね。
次は来る時は、天気のいい日に併設のレストランでランチしたいな思います^^