2015年5月13日水曜日

東京都現代美術館【山口小夜子 未来を着る人】【他人の時間】

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。


最近は午前中にいろいろと活動するのが好きなので、朝早くから営業しているお店などを調べていたります。

その中でも最近よく行くのは、六本木ヒルズのTSUTAYA。
朝7時から営業しているのですごく助かります!!
美術関係やデザイン関係、また、雑誌が豊富に揃っているところもポイントが高いですよね^^
オシャレで開放的な店内は、朝早くから、いろいろな人で賑わっています^^



そして、昨日はTSUTAYAの寄った後に、東京都現代美術館へ。


お目当ては「山口小夜子 未来を着る人」展

山口小夜子さんと言えば、日本を代表するファッションモデル。
パリコレで、初めてアジア系モデルとして起用されたという、モデル界、ファッション界では伝説みたいな存在の方です。

東京都現代美術館は、東京にある美術館の中でもファッション関連の展示を数多く開催している美術館ですが、一人のモデルに焦点を当てた展示は初めてなのではないでしょうか。


展示では、彼女の生い立ち、様々なクリエーターとのコラボレーション、かの有名な資生堂の広告関連などなど、様々な側面から彼女を堪能できます。

また、モデル業のほかにも、自ら衣装デザインをしたり、舞台に立ったりなど、表現者としての山口小夜子についても深く追っています。

↓こちらの展示は彼女がデザインした衣装

奥に見えるのは小夜子マネキン。


薄暗い部屋にずらっと並ぶマネキン。
波のような揺らぎの照明と、小夜子の不思議な歌声。


近頃の美術館や博物館では、このように撮影を許可しているコーナーがあったりするのが面白いですよね。
こうやってブログなどでいろんな人から発信されていくのも、また一つの展示の形なのかもしれません。

山口小夜子は国外のみならず、日本人に対しても改めて日本の美を提示し、そのすばらしさに気付かせたと評価されています。
今、この時期にこの展覧会が開催されたことは、とても意味のあることなのではないかな、と思います。


また、東京都現代美術館で同時開催されていた「他人の時間」という企画展も見てきました。
こちらの展示はまったく予備知識なく見たのですが、けっこう、良かったです^^

いろいろな国のアーティストの作品が「他人の時間 TIME OF OTHERS」をテーマに集められています。

すごく静謐な、でも心の中に重みを持って訴えかけてくるような、展示でした。

山口小夜子展を見に行かれる方は、ぜひセット券を購入して、この「他人の時間」展も見ていただきたいです^^
現代美術館ならではの、社会的なテーマも見えてくる展示です。



そして帰り際に、美術館の中をパシャリ^^

東京都現代美術館は建物が本当に素敵です。


中庭のような、ベランダのような不思議な場所。


エントランスは広く、写真に撮ると遠近感が面白いです。


こちらも中庭。
ここを眺めていたら、昔、学生の頃に三宅一生さんの企画に参加させていただいたことを思い出しました。

三宅一生さんの展示がこの美術館で行われていたとき、オープニングパーティでチアリーディングのショーをやったんですが、その衣装制作に参加したんです。
一生さんのアトリエにも通ったなぁ…、と今になっていろいろ思い出してきました^^
なつかしい!!

夏休みをまるまる使って、すごく楽しかったんです^^

今思えば、あの経験は本当に貴重でした。
一生さんに自分のデザイン画とか見てもらったんですよね^^;

サンプル作成してチェックしてもらったり……。
確かNHKでもドキュメンタリーが放送されていたような……


すっかり忘れていましたが、この場所に立っていろんなことを思い出しました^^

うわー!うん!
気合いー!