こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。
世間ではお盆休みも最終日ですね。
kitakikakuはお盆休みも通常営業でしたので、今日は普通の週末です^^
来月にはまた展示会があるので、アトリエにこもって作業する日が続きますが、少しでも余裕を見つけると外に出たくなるものです。
一昨日の金曜日には、アトリエから一番近い美術館「弥生美術館」に行ってみました!
こちらでは9月27日まで、「森本美由紀展」が開催されているのです。
ファッション関係者にとってはおなじみのイラストレーター、森本美由紀氏の回顧展になります。
この展示は絶対に行きたいと思っていた展示のひとつ。
デザイナーを志してその道の勉強をしていた人なら、一度は彼女の絵柄を真似してみたことがあるのではないでしょうか。
それくらい魅力的でファッショナブルなイラストを描く方です。
何を隠そう、私も彼女のイラストレーションの本を持っています!
表紙からしてオシャレすぎ!
ちょっとだけ中身を。
こんな風に、描き方とかも詳しく載っています。
サラッと描いているようでいて、センスとデッサン力がとんでもなく高いことが良く分かる本になっています。
眺めているだけでも満足^^
さて、そんな彼女の回顧展が行われている弥生美術館ですが、この美術館は、同じ敷地内に竹久夢二美術館も建っており、入場券を購入すると両方の展示を見ることができます。
場所は東京大学の弥生門のごく近く。
文化的な雰囲気が、歩いていてとても気落ちの良いエリアです。
赤門ほど有名ではない弥生門ですが、それでも立派な構えです^^
うっかりしていると、通り過ぎてしまいそうな、さりげないたたずまいの弥生美術館。
静かで落ち着いた雰囲気が魅力です。中庭も素敵。
竹久夢二美術館への入口も、弥生美術館と一緒になっています。
こじんまりとした私設美術館ですが、緑に囲まれていて、とても居心地が良いです。どことなく岡本太郎記念館 に似ているような……
岡本太郎記念館もアットホームで大好きなオススメの美術館です。
今回の「森本美由紀展」は、2013年に54歳で亡くなった森本氏のアトリエに残された作品を、一挙公開したものです。
二階層の展示フロアには、これでもか!というくらいぎっしりと作品が並べられていました。
カラー、モノクロ、どれも魅力的です。
彼女の作品は、雑誌のイラストやCDジャケットなど、印刷物に使われることが多かったためか、加工前の肉筆画と、それが雑誌の紙面やCDジャケットに印刷された後のものと、両方展示してあったりもしました。
彼女の作品が、さらに別のデザイナーの手によって加工され、それもまた作品として魅力的なのです。
写真撮れるコーナーにて。
左下はタマちゃんという森本氏の作ったキャラクターです。
「ツイッターやフェイスブックでお知らせしてね」と書いてあったのでブログに書いてみました^^
そして帰りには併設の喫茶店で一休み。
企画展とコラボしたタマちゃんどらやきをいただきました!
こちらのどら焼きは「わ菓子 徳」のこだわりのどら焼きとのこと。
おいしかったです^^ふふふ
上野からもお散歩気分で行けます!
森本美由紀展は9月27日までですので、ぜひ!