こんばんは^_^
キタキカクの喜多理恵です。
この本は確か四年くらい前に買って、すごくおもしろかったので、いつでも手に取れるところに置いて度々読み返しています。
フォントをデザインしている方々のインタビュー集なのですが、イラストレーターやフォトショップなどのAdobeの画像系ソフトでおなじみ「小塚明朝」「小塚ゴシック」を作った方のインタビューも載ってるのです!!
ちなみにコレ↓
で、このフォントを作ったデザイナーの小塚昌彦さん↓
普段何気なく使っている、何万文字という日本語の文字を一つ一つ作り上げた人がいる、というのは話として理解できますが、実際にお顔を拝見してそのインタビューを読んでみると、本当に偉業を成し遂げた方なんだと頭が下がります。
いろいろな場面で、いろいろな年齢層の人が、不便を感じることなく自然に使うことができる「書体」というものを作る作業。
それに対する想いや何が大事なことなのかなど、読んでるだけで胸が熱くなります(T_T)
みんなが自然に使っていて、それが街中に溢れているってすごい事ですよ。
ちなみに小塚さんのインタビューで一番感銘を受けた一節。
「(前略)自分たちの技術がすべてだと思いがちだけど、時代も技術も進んでいく。新しいメディアを理解し、新しいツールを使いこなさねばと、ぼくは思うわけ。書体のデザインというものの概念が自分の頭のなかにあれば、なにを使おうといいと思うんですよ(後略)」
80歳超えた方の言葉です……!
自分の概念を持って、常に進化しようと努力すること。
言うは易しですが、できる限り自分もそうでありたいと思います!^_^
この本、オススメです!他の方のインタビューも哲学的でおもしろかったりするので、ぜひ読んでみてください!
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