2015年11月28日土曜日

日本橋髙島屋【期間限定ショップ】出展しています!

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

急に寒くなってきましたね!
もう11月も残りわずか。ということは今年も残り一か月です。

そして!
ただ今、kitakikakuは日本橋髙島屋にて期間限定ショップを出店中です。

出店場所は1階アクセサリー売場。
期間は12月1日(火)18:00までです。



正面玄関に飾られている大きなツリーの、ちょうど裏側になります。
とても素敵な場所です。


ガラスケースに商品がきれいに並びました。

日本橋髙島屋は、建物自体が国の重要文化財に指定されていることもあり、素晴らしい建物で、様式としてはアールデコ調の和洋折衷なデザイン。内装の隅々までこだわって造られています。

そのうえ、今の時期はクリスマスの装飾がほどこされているので、店内がとても華やか!

正面玄関の大きなツリーを写真におさめているお客様が大勢いらっしゃいます^^

こんなに素敵な売場に商品を置かせていただいて、このkitakikakuブランドを立ち上げて本当によかったなぁとしみじみ思います。

お客様もとてもおしゃれな方が多く、そんな方に商品を気に入っていただけるとすごくうれしいですね。
友人、家族も大勢会いに来てくれるので、とても楽しく売場に立っています。


今回、日本橋髙島屋に出展するにあたって新しくデザインしたネックレスも人気です!

12月1日18時までですので、お近くに来られた際にはぜひ遊びにきてください^^

2015年11月24日火曜日

東京都庭園美術館【オットー・クンツリ展】

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

いよいよ明日11月25日から12月1日まで日本橋髙島屋1階アクセサリー売場にてkitakikakuの期間限定ショップがオープンいたします。
中央エレベーター前の素敵なスペースなので、ぜひお近くにいらした際は寄ってみてください!

さて、そんな限定ショップの準備の合間を縫って行ってきました。
東京都庭園美術館「オットー・クンツリ展」!
コンテンポラリージュエリーの展示です。


入口の看板。

ちなみに、この写真のモデルは日本人の舞踏家の方です。
クンツリさんはスイス人の、どちらかというと建築家のような落ち着いた風貌の男性です。


久しぶりの庭園美術館。
その外観は派手さこそないですがとても洗練されており、また、内装は素晴らしいアールデコ調で、日本を代表する建築物の一つです。
昭和8年に朝香宮邸として建築されたとのこと。
美術品とともにこの建物を目当てに来場する方も多いと思います。


さて、今回のオットー・クンツリ展ですが、日本ではなかなか聞きなれないコンテンポラリージュエリーにフューチャーした展示です。

強いコンセプトと共に存在する、とでも言うのでしょうか。
例えば・・・・

こちら。

床に小さな円形の金属が散らばっています。

これはいろいろな国のコインを集め、表面を削って綺麗に平らにしたもの。
一見、ただの小さな円盤です。

このように、もともとは貨幣として意味と価値のあるもから、その記号を取り除くことによって、何か違う存在になってしまいます。


難しい?
難しい・・・

ただの原っぱも、「ここは関ケ原です」というと人によって様々なイメージが湧いてくるのと似ているような。。。。




また、こちらは参加型のインスタレーション。


部屋の中央に置かれた大きな丸いテーブルに、来場者が手持ちのパール(小さな球体のなにか)を置いていきます。

これは各国でやっているのかな?


家具は、家にとってのアクセサリーとなりうるのか、という展示。



日本をテーマにした作品。
日本では「白」の反対が「赤」と聞いて、深い感銘を受けたそうです。

私の中では「白」の反対が「赤」というより、「白」の反対に来るものが一つではない、というイメージかな、とも思いますが、「月」と「太陽」と言われるとなるほどと思います。


写真を見てお分かりいただけるかと思いますが、本当に庭園美術館の内装が素敵ではないですか!?
そしてこの建物に愛情と遊び心を持って展示された作品の数々。

作品の解説をひとつひとつ読み解きながら、まるで謎解きの空間に身を置いているような感覚になります。

時々、作品の題名が表示されているのに作品自体が見当たらないことがあります。
けっこう探してもない。
館内のスタッフの方に聞くと、びっくりするようなところに展示されていたりします。

これは行ってからのお楽しみです^^


かなりマニアックな展示でしたが、建物の素晴らしさもあって親しみを持ってコンテンポラリージュエリーに向き合えたと思います。

来年の1月からはエミール・ガレの展示が始まるそうで、この「王道」と「マニアック」の振れ幅が素晴らしいですね、庭園美術館!



 さて、明日からの限定ショップ用にクリスマスラッピングも準備。
 楽しみですね^^

2015年11月12日木曜日

kitakikaku 2015年11月デビューです!

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。

さて、今年に入ってから活動を始めましたこの【kitakikaku】ですが、この11月、とうとう商品が発売になります!!

 写真はこのシーズンおすすめの、大きなリボンがついたネックレス。
そしてシンプルエレガントなイヤリングです。


このブログを遡っても、2月から生地サンプルを作りはじめて、5月に初めての合同展示会に申し込み、7月に展示会初出展。
その初めての展示会が2015年秋冬展でしたので、この秋、やっと!kitakikakuの商品が世の中にデビューいたします! 


kitakikakuの商品を扱っていただくお店をご紹介いたします。

【11月初旬よりお取り扱い(一部商品)】

・LA CHERIE  井筒屋百貨店小倉店4F
  福岡県北九州市小倉北区船場町1-1


【11月20日ごろよりお取り扱い(一部商品)】

HOTEL de LoisCRAYON 数寄屋橋店
   東京都中央区銀座5-1先 銀座ファイブ1F

LoisCRAYON 銀座メルサ店
   東京都中央区銀座二丁目718号  メルサ GINZA2

LoisCRAYON 横浜相鉄ジョイナス店
   横浜市西区南幸1-5-1相鉄ジョイナスB1F

LoisCRAYON 阪急三番街店
   大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街南館B1F

LoisCRAYON 宝塚店
   兵庫県宝塚市栄町2-3-1 Gコレクション阪急宝塚1F

LoisCRAYON 立川店()  ※ 201512月上旬オープン予定



また、11月25日(水)より12月1日(火)まで日本橋髙島屋に、kitakikakuが出店いたします。
実店舗としての出店は初めてとなりますので、この機会にぜひ!お近くに寄られた際は遊びきてください!
期間中はデザイナー喜多理恵も終日店頭にてお待ちしております!


この2015年秋は、Made in Tokyoのピギー(豚革)を使用した、華やかなのに軽くて着け心地のよい、ドレスジュエリーを展開しております。
ぜひカタログもご覧になってください!

kitakikakuのブランドがとうとうデビューです!
とてもワクワクしています。

これからも皆様、どうぞよろしくおねがいします。


2015年11月11日水曜日

永青文庫【春画展】 永井画廊【銀座春画展】

こんにちは^^
キタキカクの喜多理恵です。


やっと行ってきましたーー!
春画展!

ご存じ、9月19日から12月23日まで、目白台の永青文庫で開催されております「春画展」でございます。
大英博物館で開催された「春画展」の凱旋展示とも言えるこの企画展。
いろいろな所でいろいろな盛り上がりを見せていますが、噂に違わず大変な混雑ぶりでした。平日を選んで行ったのですが、永青文庫の建物自体がそんなに大きくないこともあり、展示室に人がぎゅうぎゅう状態でありました。



永青文庫は神田川沿いをちょっと登ったところの、閑静な住宅街の中にあります。


元総理大臣である細川護熙氏が現在の理事長を務めております。
建物自体は、細川家の事務所として昭和初期に建てられたものだそうです。
(今回は割愛しますが、この建物も素晴らしかった…!さすが細川家!)
主な所蔵品は、細川家に代々伝わる家宝とのことですが、なんと国宝が8点ほど、重要文化財も30点近くあるんですよ!普通では考えられないですよね。


そして肝心の、この「春画展」ですが、とてもおもしろかったです!!

春画展のキャッチフレーズが「世界が、先に 驚いた。」とあるのですが、日本人も後から驚いた!

こんな日本画、見たことなかったです!


今回の目玉は、ズバリ!肉筆の春画なのですが、すっごく鮮やかで美しい色、そして描かれている人物の生き生きとした表情、春画ならではの崩れたポーズ、それらが、今まで自分の頭の中にあった日本画の概念を吹き飛ばしてくれました。
もちろん版画の展示も素晴らしかったのですが、肉筆画はやはり、迫力も違いますし、とても繊細なので、コレはぜひ見てほしいです^^

肉筆画コーナーはめちゃくちゃ混んでますが、ぜひ粘って近くでじっくり見てくださいね!

ちょっとカタログの画像を載せたいところですが、全体像はなかなか載せられないのでちょっとだけ。。。


肌と着物のコントラストがとても綺麗。

見たことないこんな表情見。。。。

描いている絵師たちも考えられないくらいの豪華さ。
歌麿、北斎、春信、国芳、そのほかもろもろ!すごいことです。オールスターです。


これらの絵が載っているカタログはとても洗練されたデザイン。

なんとこの厚み!

ものすごい気合を感じます!
でも、全部載せてくれているのでうれしいですね。

このとじ方、何ていうのでしょう。。。とても開きやすくて、分厚いカタログにはありがたいです。

展示関連グッズも洗練されたものが多く、かなりイイかんじの人たちがこの「春画展」に関わっているのだろうなぁと感じさせます。

永青文庫での展示開催にこぎつけるまでにも、いろいろな苦労があったようですが、春画そのものは素晴らしい芸術作品であると世界から認められていますし、これだけ多くの人が展示会場に足を運んでいるので、今後、春画へのイメージも変わっていくのではないでしょうか。
そして、それを受けて各地の大名家にひっそりと代々受け継がれた春画がどんどん世に出てきてくれることを期待します^^

(開催までのイロイロについては、この記事がおもしろかったです→http://www.waraku-an.com/diary/diarys1/eiseibunko/


ちなみに、永青文庫で春画展が開催されているのと同じタイミングで、銀座の永井画廊でも「銀座春画展」が開催されています。

左が「銀座春画展」のチケット。右が永青文庫の「春画展」チケット。

永青文庫から永井画廊にハシゴして銀座春画展も見てきましたが、より、春画を身近に感じられるような展示になっていました。
入口の暖簾がなんとも言えないですね^^


なにより、春画は絵師たちがとても楽しんで描いているので、見ているほうも楽しいんですよね。

次はぜひ、大英博物館でも見てみたいものです^^