2017年1月25日水曜日

器と料理【朱山窯】【北参道オルタナティブ】

こんにちは。
kitakikakuデザイナーの喜多理恵です。

今回は器のおはなし。


先日、友人に誘われて東京ドームで開催されていた「ふるさとまつり」に行ってまいりました。
食べ物を中心とした地方の特産物が集められたイベントで、工芸品なども多数売っている、とても人気のイベントです。

そこで一目ぼれしてしまったのが、こちら。
美濃焼「朱山窯」さんの亀の置物と花器です。

朱山窯さんの出展ブースから放出される生命感に、ついフラフラと衝動買いをしてしまったこの二つ。
土をちぎったままの形を生かした花器と、コミカルなのに妙にリアルで今にも歩き出しそうな亀。
この二つをテーブルに置いただけで、そこに小さな庭が出現しました。なんということでしょう!

また、食器もいくつか衝動買い・・・・・

お茶碗と深皿。

四角い平皿。
なんと平皿は早速真っ二つに割ってしまい・・・・・!!でもでも、その状態でも様になるのでそのまま使っているという・・・・!すごい不思議なお皿です。割れたこのお皿におかずを盛ったとき、初めて「わびさび」という言葉が頭をよぎりました・・・・(言葉の意味が合っているのかどうかは置いておいて)

ということで、これらの食器を買ってから、この食器に食べ物を素敵に並べたいがために、和食をめちゃめちゃ作るようになったのです。
おいしいつやつやのお米をこの器に盛りたいがために土鍋でご飯炊いたり。魚を塩漬けにしたり、豆腐を揚げてみたり。
そんな素材を生かした料理がすごく素敵にマッチして、作品を作っているような気分になるのです。

これらの器が我が家に来てから食生活が変わりました。
今まで洋食ばかりだったのは器のせいだったのか、我が家の食生活は器に支配されていたのかと驚きを隠せません。


また、この器の話に関連するようなしないような、北参道で開催されていた「北参道オルタナティブ」という展示に行ってきたというお話も少し。
北参道を通りかかったらたまたま見つけた、こちらの素敵なギャラリー。(もともとはギャラリーではなく空き家だそうですが)

 草生い茂る、雰囲気のある一軒家です。
この「北参道オルタナティブ」という展示は、この一軒家の空間に何を展示するか、というコンセプトからスタートしたそうです。




空間に触発された美術。
鑑賞というより体験、といったかんじがしました。原美術館にも似たような感覚。作品に包まれているようでとても心地良かったです。複数人のアーティストが作品を出していましたが、作品同士が影響しあっている様子も興味深かったです。

この建物はこの展示が終わったら何になるのでしょうか。
とても気になります。


そんなかんじで、触発されたり、影響を受けたり、支配されたり、関係性から生まれてくる「何か」を感じた最近でした。

ちなみに朱山窯さんは1月29日から東京ドームで開催されるテーブルウェア・フェスティバルにも出店されるそうなので、また器を探しに行きたいと思います^^

2017年1月9日月曜日

2017年もよろしくおねがいします

あけましておめでとうございます。
kitakikakuデザイナーの喜多理恵です。
今年もよろしくおねがいいたします。


今年もお正月は清々しい日本晴れでした!
元旦と二日は各種新年会へ足を運び、三日はアトリエの氏神様白山神社で厄払いをしていただくというのがいつものコースです。

白山神社で厄払いをしていただくと、新しい年が始まったなぁという気持ちになります。
神主さんに真っ白い大麻(おおぬさ)を頭上で振ってもらうと、新年をまっさらな心で迎えられるような気がします。


話は横道に逸れるのですが、みなさんは干支を旧暦で見ますか?新暦で見ますか?
なんの事やら、という感じですよね。
1月生まれの方だとこの感覚をお分かりいただけるかと思うのですが、神社や本によって、干支を見るときに旧暦と新暦のどちらを採用しているのか、違ったりします。なので、元旦から立春の間に生まれた人は生まれた年の前年の干支になったりその年の干支になったりすることがあるのです…!

そう!なので元旦から立春の間に生まれた人が厄年かどうか調べると、神社や本によって違う……!ということが起こるのです。ちょっとめんどくさいですね^^;
(最近は新暦のところが多いみたいですが)

でも都合のいい時にひつじ年になったりさる年になったり、そこは便利?ではあります。


今年は酉年。
どんな年になるのでしょうか。

kitakikakuとしては、ちょっと新しいイベントの予定があったり、楽しみなことがいくつかひかえております^^

2017年も素敵な作品を皆様にお届けできるよう、がんばりたいと思っております!
どうぞよろしくおねがいいたします。